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【基礎編】初めて家づくりをする方へ!家づくりの流れを徹底解説

これから家づくりをしよう!!と思っても…何から始めたらいいの?と悩んでいませんか?

また、家づくりの流れが知りたい!家づくりはいつ、何をすればいいの??と分からない人も多いです。

初めての家づくりなので、分からないことは当たり前です。

この記事では家づくりの流れをじっくり解説していきます。

目次

家づくりの流れ

簡単に家づくりの流れを解説していきます。

情報を集めることが第1歩

家づくりを始める際にはまず情報収集です。情報収集は家づくりで最も大事です。

分からない事を分からないままにしないためにも、情報収集は時間を掛けてでもやるべきです。

ここでは情報収集のポイントと方法を解説していきます。

情報収集のやり方・方法
  1. 土地を調べる
  2. 工務店・住宅会社を調べる
  3. 補助金・減税を調べる

気になる場所へタップして移動出来ます。

土地情報の調べ方

土地に関しては大きく分けて3つ情報収集の方法があります。

調べる際には金額や立地以外にも「建築条件」に注意しましょう。

建築条件とは?

「建築条件」とは特定の住宅会社での建築を土地購入の条件とすること

つまり、その工務店や住宅会社で家を建てる条件でその土地を購入出来る。

それでは調べる方法とそのポイントを解説します。

住宅情報サイト

実は土地情報も賃貸アパートを探す流れと大きく変わりません。

SUUMOなどの情報サイトからも土地情報を集める事が出来ます。

インターネットで出回っている土地はあまり良い土地がない場合が多い

ただし、インターネットでの情報収集で土地の相場や地域の情報を確認は出来る

一度、こちらで確認してみるといいですね。

不動産会社

希望する地域が決まったら、地元の不動産会社に相談すると意外と良い土地があるケースがあります。

情報サイトなどに載る前の未公開の土地情報を得る可能性がある

ただ、一軒当たりの情報量は少ないため労力は掛かる事がデメリット

良い土地に巡り合うためには、不動産屋さんを利用することが一番です。

住宅会社

住宅会社では自社で分譲している、または提携の不動産会社の土地を紹介しているパターンがあります。

住宅の相談に行く際に合わせて、土地の相談もする場合が多いです。

住宅会社に土地を探して貰った方が可能性が高い場合が有り

また、その会社でしか買えない土地もあるため土地探しから依頼する事も有

家を建てる事が出来る土地かの判断も一緒にして貰えるために、住宅会社に相談しながら土地探しを進める事が一番話が早い可能性が高いです。

住宅会社の調べ方

土地だけでなく、家を建てる会社も同時に調べてく事が大事です。

住宅会社を調べる方法は3つあります。

実際の住宅も見ながら自分に合った住宅会社を調べていきましょう。

SNS・インターネット(おしゃれ工務店)

まずは、このおしゃれ工務店から自分の好みの工務店を探しましょう。

工務店を探す場合はこちら

インスタグラムでも全国の工務店さんを紹介しています。

インスタグラムを見る人はこちら

自分の気になる工務店があった場合は、資料請求をしてみましょう。

ちなみに、ハウスメーカーと工務店の違いについてはこちらで詳しく解説しています。

住宅会社のイベント

住宅会社では定期的に「資金相談会」・「完成見学会」・「無料プラン相談」など、

各社独自のイベントを行っています。

チラシやネット広告などに出てくることも多いので気になる会社には参加してみよう!

完成見学会についてはこちらで詳しく解説しています。

住宅展示場

住宅展示場は住宅も見ながら家の相談に乗ってもらえる場所になります。

特に総合展示場と呼ばれる大型の展示場は、一度に複数社見られるメリットがあります。

イベント時にはお子様向けのイベントも多いため、子供が飽きずに過ごせることがメリット!

補助金・減税の調べ方

家を建てる際には様々な補助金や減税が受けられます。

せっかくであればお得に補助金を利用した方がいいです。

建てた後で気づかないように事前にしっかりと確認しよう!

補助金・減税に関しては国土交通省のHPより最新情報をチェック

国土交通省HPはこちら

その他にも、他の省庁や地方自治体で発行している補助金があります。

各都道府県・市町村で独自の補助金もあります。

その場合は、住む予定のエリアで確認しましょう。

資金計画を行う

実際に土地や工務店を探していくうちに、必ず価格が付きまといます。

どのくらいの金額がかかるのかって事を知りたいですが、どのくらいの費用が払えるのかを確認することも大事です。

各家庭でその金額は異なるのでしっかりと確認していきましょう。

ライフプラン設計

住宅の購入は「人生で一番大きな買い物」です。

住宅購入の前には家だけでなく人生全体での資金計画を作成しましょう。

各住宅会社でも資金計画の相談会が多く開催されています。

資金計画について専門的な意見を聞きたい場合は、ファイナンシャルプランナーに相談した方が良い!

ファイナンシャルプランナーで相談すると

子供が成長して価格お金・車の買い替えの時期などをシミュレーションして将来設計が出来る!

借入可能金額の算出

資金計画の時に大事なことは大きく3つです。

資金計画で大事なこと
  • 自分がいくらまで借入が出来るのか
  • 月々〇万円まで払えると思った時、総額がいくらになるのか?
  • ○○○〇万円借りた場合の月々の返済はいくらになるのか?

必ず、自分の限界値を知るためにもしっかりと確認しておこう

この確認によって家づくりにいくらお金を掛けれるのかが分かります。

プラン作成・見積りを貰う

土地・住宅会社・予算が決まったら、いよいよ家づくりのスタートです。

ここからは住宅会社との家づくりについて解説いたします。

プラン・見積りについて

間取りを作ってもらう

注文住宅の場合、土地に合わせた間取り作成を最初に行います。

間取りで失敗しないためにも考えておく必要があります・

この際に下記のポイントを

間取り作成で考えておくべきポイント
  • 理想の画像や図を集め、なぜそれが好きなのかを書き出す
  • 【好みではないもの】の画像と理由も書き出す
  • 好みと生活スタイルから希望を洗い出し、優先順位をつける
  • 必要な収納量を把握する

間取り作成では住宅のプロが様々な角度から提案してくれます。

間取りの打合せに入った場合は上記の事を先に考えて起きながら、伝え漏れが無いように準備をしましょう。

流行りの間取りについてはこちらで解説していますので、参考にして下さい。

設備・内装仕様の確認をする

住宅会社が最初のプランで金額を出す際には標準仕様での金額になります。

ただし、この「標準仕様」が各社様々なので最初によく確認しましょう。

標準仕様とは?

標準仕様とは各住宅会社が決めている基本の商品のこと

この基本の商品のグレードが高い方が、坪単価が高い傾向にある

標準仕様確認の際には水まわりメーカーのショールームなど実物で確認することも可能です。

標準仕様以外でオプションの希望がある場合は仕様確認(契約前)のタイミングで伝えましょう。

基本的には「標準仕様」からの差額で見積金額が変動する。

契約後の大きな変更(金額がアップする)を避ける為にも契約前に確認すべき部分

標準仕様についてはこちらの方で詳しく解説しています。

見積金額の確認をする

希望の間取り・仕様が完成したら、それを元に見積もりをもらいます。

見積りを貰った時にまず確認して欲しいことをまとめました。

見積書を貰って確認すること
  • 予算内であるか
  • 伝えたオプションは入っているか
  • 標準仕様との差額はあっているか

自分の要望が詰まった見積書になっているかを確認しよう!

基本的には、見積もり後の最初の「請負契約」で大枠を決定します。

その際に、価格交渉をするにあたり仕様等もある程度決まっていると交渉もしやすいです。

請負契約時はで最終決定ではなく、「変更契約」を締結して変更等を行っていきます。

時間の許す限り、練って契約後に「思ったことができなかった」ということがないようにしましょう。

出来れば、契約前にある程度大きな金額になる物の仕様は決めてから契約したいです。

契約前に決定したいこと
  • 水回り設備(キッチン・風呂・トイレ・洗面など)の製品グレード
  • 床フローリングの種類(無垢・挽板(突板)・シートなど)
  • サッシの種類(アルミ樹脂複合サッシ・樹脂サッシなど)
  • 断熱材の種類(吹付断熱・セルロースファイバー・グラスウールなど)
  • 外壁・屋根材のグレードや種類

金額が大きく変化しやすい部分はこの5つ

金額が大きく変わる部分は仕様を確定後、契約を行う事で大きな増減がなく進めることが出来ます。

見積書の確認についてはこちらを参考にして下さい。

契約

見積金額が確定したらいよいよ契約となります。

ここでは契約する時の注意点などを解説していきます。

契約前が一番値引き交渉をしやすいタイミングとなりますので、必ず行いましょう。

値引き交渉についてはこちらで解説しています。

値引き交渉を行うためには、多くの会社から見積を貰って比較(相見積もり)が必ず必要となります。

勿論、見積りを貰った以上、検討に入らなかった会社さんにはお断りをしなければいけません。

断り方についても詳しく解説していますのでこちらを参考にして下さい。

また、どうやって建築会社を選んでいいか分からない場合もありますよね?

どうやって選べばいいか分からない人はこちらを参考にして下さい。

本契約・手付金の支払い

本契約=「建築請負契約」を住宅会社と結びます。

合わせて、「手付金」や「申込金」といった最初の支払いが来ます。

請負契約を交わした状態とは…?
  • 住宅の間取りや仕様
  • 建築金額
  • 施工期間(引き渡しまでの期間)
  • 各種保証内容や違約金等

これらの内容を契約(約束)したことになる。

この後の変更は契約違反(変更)となりお互いに費用が発生します。

請負契約についてはこちらで詳しく解説していますので参考にして下さい。

特に、建て主側からのキャンセルは着工前であれば手付金、

着工後であれば手付金+すでに施工した分の金額を請求されます。

仕様の決定・各種申請

実際に、契約までに8割程度の仕様や間取りを決めてしまえば大きく金額の差がありません。

しかし最終的に色などの確認・決定は契約後が多いです。また、家を建てる上で大事な申請関係も行っていきます。

最終仕様決定

契約後に、着工前の最終仕様確認を行います。

契約後に決定するケースが多い事例
  • 内装の色
  • 水まわり仕様(色など)
  • スイッチやコンセントの位置・個数
  • その他、契約前に決めていない内容

最初の「建築請負契約」から仕様変更などで差額が発生している場合は、「変更契約」という契約書を改めて結びます。

契約後に打合せを行っていくと、途中で予算オーバーになるケースも多いです。

予算オーバーの時の対処法はこちらです。

各種申請

着工前には地方自治体への申請も必要となります。

補助金(例えばZEHなど)を予定している場合は補助金の申請もこのタイミングのものが多いです。

建築確認申請

地方自治体への申請で、確定した図面をもとに行われます。

確認申請が承認された後でしか、住宅を着工することはできません。

補助金関連申請

補助金に関しても着工前に申請・採択が必要なものが多いです。

採択後に住宅仕様の変更などがあると補助金が受けられないこともあります。

確実に仕様を確定させておきましょう。

建築期間

いよいよ住宅を建て始める段階となります。ここから4ヶ月~6か月ほどで完成です。

この期間は行けるだけ、現地へ行き大工さんへ差入れなどを積極的にする事をおすすめします。

地鎮祭~基礎工事

地鎮祭は、建築地に建て主・住宅会社(その協力会社)が集まり安全祈願を行います。

最近では建て主と現場に入る業者との顔合わせを目的とする会社も多い

また、地縄張りと言って実際に家が建つ場所の確認もします。

地鎮祭については詳しくこちらで解説していますので参考にして下さい。

地鎮祭が終わった後は、基礎工事です。

基礎工事は地面を馴らしたあと配筋工事をします。

これはコンクリートの中に鉄の棒を網目状に入れることで強度を増す工事です。

配筋工事後は交通大臣指定の第三者機関が「配筋検査」行います。

これによって、家を支える基礎が正しく施工されているかを確認します。

上棟~断熱工事~中間検査

基礎工事が完了した後は家の骨組みを完成させていきます。

柱・梁などを組み立てた後、屋根の一番高い位置に棟木と言われる木材を取付を行います。

骨組み・棟木の取付は1日~2日で完了し、その日を「上棟」・「棟上げ」と呼ぶ

上棟を出来た事をお祝いする事を上棟式と呼ばれる

上棟後、家の耐震性を担保する構造材が施工されていきます。

ここで「中間検査」と呼ばれる検査が入ります。

中間検査とは?
  • 基礎工事と同じく、国土交通大臣指定の第三者機関が行うもの
  • 設計通りに工事されているか
  • 施工方法は間違いないか

上記の事を確認する

次に外壁工事、断熱工事です。ここまでくると家が全て壁で覆われていきます。

設備工事~内装工事~クリーニング

主に電気配線やシステムバスの工事が先に行われます。

その後、キッチンの取り付けが完了したと同時に壁紙の工事が始まります。

最後に照明やトイレを設置して完了です。

完了後はクリーニング業者が入り隅々まで清掃します。

完成検査

クリーニング完了後は完成検査となります。

完成検査には住宅会社内で行う「社内検査」と建て主立ち合いの「施主検査」があります。

 「施主検査」に関しては以下の点に気を付けましょう。

施主検査の注意点

注意点は以下の3点です。事前に確認しておいた方がいいです。

施主検査の注意点
  • 検査完了後に発覚したキズ等は責任があいまいになる
  • 目に見える範囲でのキズや不具合などは指摘する最後のタイミングとなる
  • 気になるところはとにかく聞く

施主検査の時に指摘しておくことで、補修関係もしっかりやってくれます。

施主検査の時に見るべきチェックイント

見るべき部分が沢山ありますが私たちでも確認出来る部分は大きく2点です。

施主検査でのチェックポイント
  • キズ関係(特に掃出し窓近くの床や階段)
  • クロス継ぎ目の浮きやズレ

大きくはこの2つです。引き渡しまでにきれいな状態に手直ししてもらいましょう。

施主検査についてはこちらの方で詳しく解説しています。

引き渡し

引き渡しとは今まで住宅会社の所有だったものが建て主へと移ることを言います。

完了検査での懸念点が解消され、いよいよ建て主へ引き渡されます。

最後に引き渡し時のイベントや注意点を解説していきましょう。

引き渡し式

引き渡し日には「引き渡し式」と呼ばれるイベントを行います。

簡易なものでは玄関でのテープカットや写真撮影などを行います。

せっかくなので写真を撮る準備をして向かいましょう。

住宅会社・工務店によっては引渡し式を行わない会社もある

取扱い説明

引き渡し式のあとは家の取扱い説明を受けます。

水まわりやその他設備の使用方法の確認です。

余裕がある場合は1人だけでなく、家族数名(夫婦)で聞くと間違いはない

保証やメンテナンスの確認

最後に保証やメンテナンススケジュールの最終確認をしましょう。

保証について

設備機器などはメーカー保証が一般的にです。メーカーの保証期間が切れると終了の場合が多いですが

工務店によっては、延長保証がある場合があります。

は必ず期間を確認しましょう。

延長保証とは?

工務店などが独自で行っているサービスなどがある。

メーカー保証とは別に保証があり、期間が長い事が多い

保証期間は1日過ぎてしまうと対象外なので、

「不具合に気づいていたけど保証を受けられなかった」というトラブルもあります。

保証期間をしっかりと確認して、不具合に気が付いたら期間中の連絡をしましょう。

メンテナンススケジュールについて

住宅購入後は6か月・1・3・5・10年など定期的な点検スケジュールがあります。

メンテナンスの際に気になった点を確認できるように書き留めていてもよいでしょう。

10年点検時に有償工事を行うことで延長保証を受けられる住宅会社も有

保証に関しては、各会社で異なるため、契約の時に確認しよう。

ローン払い込み

引渡の少し前に、住宅ローンが「実行」されます。

通常、住宅ローンは引き渡し日の少し前に金融機関から入金されます。

そしてそのお金をそのまま住宅会社に入金することで引き渡しが成立します。

銀行から直接住宅会社に入金する金融機関も有る

まとめ:家づくりの流れを解説!

家づくりの基本的な流れに関して解説してました。

家づくりは多くの時間と大きなお金を使って建てていきます。

後悔のない家づくりをするためにも、家づくりの流れを知ることは非常に大事です。

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