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注文住宅の値引き交渉3選!値引きすることのデメリットや失敗しない方法を解説!

注文住宅はどうしても予算オーバーになりがちです…だからこそ、値引き出来ないかなって思っていませんか?

注文住宅に理想の設備や条件を入れてしまうと予算オーバー…結局、理想には程遠い…

ただ、人生1度の買い物だから住んでから後悔したくない。

そのような悩みを持っている人にとっての解決策の1つとして「値引き交渉をする」ことが挙げられます。

値引き交渉のやり方次第では値引き額に大きく差が出ます。

値引き交渉について
  • どうやって値引き交渉をしたらいいの?
  • 多くの値引きを貰うためには何をすればいい?
  • 値引き交渉のデメリットってあるの?

こういった疑問を持っている人も多いでしょう。

そこで本記事では、効率的に値引きを行うための方法を元ハウスメーカー勤務からの観点から解説します。

値引き交渉は案外難しくありません。

この記事を最後まで読んで、効率的な値引き交渉を行って下さい。

目次

値引きを行うために注意点

値引きを行うことは大事ですが、いくつか注意点もあります。

注意点を知っているだけで値引き出来る金額が変わる可能性があるため非常に大事です。

詳しく解説していきます。

値引きを行うための注意点

大幅値引きを要求しない

各住宅会社によって値引きの限度は決まっています。

一般的には値引きは金額の1%〜5%

※参考:金額が3000万円だとすると5%で150万円ぐらいまでが値引き可能

ただし、会社によっては値引き率は異なるため総額で判断しよう!

よくある値引き方法としては、

「〇〇万円引いてくれれば契約する」と交渉する方法があります。

実はこれは非常に有効です。

営業マンもいくら引けば契約ができるというゴールがみえますので、多少無理な金額でも頑張ってもらえることが多いです。

しかし見当違いな金額で交渉すると一気に無意味な交渉に変わります。

それは、値引きが100万円しかできない会社に対して200万円引いてくれれば契約するなど

会社的に不可能な金額を提示することです。

現実的に不可能な大幅値引きを要求することは逆に会社からお断りされてしまいます。

どうやって値引き限度額を知るの?

  • 他の会社から見積を貰い、相場を確認する

理由なしでの値引き依頼は絶対にしない

普通に100万円値引き出来ませんか?と聞かれても通常は出来ません。

会社にとっては、利益を確保しなければ存続出来ません。

値引きにも理由が必要
  • 100万円引いてくれたら契約します
  • ○○社が100万円安いですが、私はあなたにお願いしたい!○○社と同じ金額にはならないですか?

こういった場合は会社に値引きをしていいか営業マンが聞きやすい

契約する=会社の売上が上がる=利益がでるってことになります。

営業マンにとって値引きをしやすくするためにも必ず理由を言いながら、値引き交渉を行いましょう。

横柄な態度を取らない

営業マンも人間なので、態度も関係します。

仕事なのでお客様に良し悪しをつけてはいけませんが、良い人には値引きしたい気持ちになります。

態度が悪い人には何で値引きしたくないの?

  • 少しのミスでクレーム扱いされる可能性がある
  • 建てた後の付き合いが面倒(すぐに直せなど言われる9

こういった理由から会社側から嫌がられる可能性もある

態度には気をつけて上手く営業担当を操りましょう。

仮契約を結ばない

仮契約を結んでしまうと、他社と契約を結びにくい心理が働いてしまいます。

また、営業マンが仮契約しているために値引きには力を入れない可能性があります。

そのため、最悪は契約解除になり費用が掛かるケースもあるために

そ仮契約はよっぽどでない限りおすすめは出来ません。

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具体的な値引き方法

やみくもに値引き交渉するのはおすすめできません。

実際に有効な値引き方法を把握することで値引き額も増える可能性が高くなります。

他社比較のために相見積もりをとる

他社比較の相見積もりは必ず行いましょう。

時間と労力を考えると大変ですが、値引き交渉のためには必ず必要です。

3~4社同価格帯の会社と比較しその金額を各会社の営業マンに伝えましょう。

○○社・△△社・◇◇社のどこも良い!って会社にしましょう。当て馬の会社はすぐに営業マンにバレます。

3~4社相見積もりを取った後に各会社への聞き方は以下を参考にして下さい。

値引き交渉への話し方
  • ○○社は3,000万円でした。私は△△社と契約したいですが、○○社と同じ金額にしてもらえませんか?

ただし、金額が大きくかけ離れている場合は金額が近い会社にすること

このように相見積もりを取られると交渉の要素が増えますので、値引き交渉を優位に進めることが出来ます。

他社比較は金額だけでなく、営業マンとの相性なども分かるため3~4社を検討することをおすすめします。

営業担当者を味方につける

忘れないで欲しいことは、営業マンは契約して貰いたいと思っているということです。

そのため値引きして契約取れるのであれば、値引きしても契約したいと考えています。

だからこそ、施主側の対応も真摯に行い、値引き時についてはお互いが上手く行くような関係性になることは大事です。

また、可能性があるのであれば、以下も参考にして下さい。

メリットをにおわせる例
  • 知り合いが住宅購入を検討している人がいる
  • 親族が土地を所有している(空いた土地でアパート経営など)

他にも紹介してもらえるかもしれないと思われるケースが有り

営業担当からすればかなりおいしい話を匂わせることで、より営業も契約したいと思い味方になってくれる可能性があります。

住宅を考えている人を紹介するということを約束すると営業はかなり値引きを頑張ってくれます。

当たり前ですが、嘘はダメです。

また、営業担当がどこまで値引きの権限を持っているかは、勤務年数や役職も関わってきます。

当たり前ですが、若手.中堅クラスは会社によっては権限が弱く、上長に確認をしなければいけません。

店長クラスは権限が強く、その場で値引き対応をしてくれることもあります。

基本的に値引きの権限を持っているのは店長クラス以上ですので、営業担当の役職も確認をしましょう。

契約時期、タイミングを見極める

契約する時期、値引き交渉するタイミングは非常に大事です。

時期とタイミングをしっかり見極めて交渉を行うと値引きが成功しやすくなります。

値引き金額が高くなるのは決算時期やキャンペーン時

1番の値引きの時期は決算月、期末です。

一般的には3月、7月辺りですが会社によって異なります。各会社のホームページを確認しましょう。

決算月は会社も営業マンもかなり力の入る月ですので、その時期に契約を合わせて値引き交渉を行うと通りやすくなる可能性があります。

値引き額が増える例
  • 値引き最大3%の会社、決算月には3%→4~5%へ値引き額があがる
  • 仮に3,000万の値引き90万→120~150万まで値引きしてくれる場合もある

ただし、絶対ではないため注意は必要

しかし、これは全てのケースではなく営業マンが会社へ相談した結果、通りやすくなるといった場合です。

だからこそ、営業マンの実力も必要です良好な関係を作ることも大事です。

ただし、決算月でも間取りや仕様が決まっていない状態で契約はしないようにしましょう。

契約後に変更見積りなどで大幅に金額が変わる可能性があります。

詳しくはこちらで解説していますので、参考にして下さい。

値引きのタイミングは契約直前

タイミングは契約直前です。

金額、他社との相見積もりが出てこの金額でどうですか?と言われるぐらいがベストです。

その日営業マンは合意をもらいに打ち合わせを行っていますので、多少の交渉は通りやすいです。

  • リビングのエアコン1台サービスして下さい
  • もう20万だけ値引き出来ませんか

営業マンもその気になった時に値引き交渉を行うと確率が上がります。

注意したいことは、契約直前でないタイミングで値引き交渉を行った場合です。

最悪な場合、営業担当から本気にされない可能性があります。

仕様、間取りなどが固まっていない状態で「○○万円値引きしてください」と伝えてもどのくらい値引き出来るか分からないため値引き額はあてにならない

金額が出ている契約直前に値引き交渉を行うことがタイミングとしてはベストです。

営業(会社)にとってメリットな情報で値引きをする

営業マンがこの人と契約したいと思えるようにアピールすることで値引きを少し増やしてくれることもあります。

営業マンが提案してくれる例
  • 現場見学会の貸し出し
  • 会社の指定する工期で建築をする

営業マンから提案があった時は値引き交渉として使えます

現場見学会の貸し出し

構造見学会や完成見学会などで、自分たちの建築中現場を貸すことは、住宅会社にとって大きなメリットがあります。

他のお客さんへの獲得につながるために、出来れば行いたいイベントです。

そのため、営業マンから構造見学会や完成見学会で借りさせてくれれば値引きしますとの提案があります。

その提案にのることで値引き額を増やすことも可能です。

勿論自分から言ってみるのも有です。完成見学会をすることで値引きが可能ですか?と使えましょう。

会社の指定する工期で建築をする

これも同様で、営業マンからの提案があるかもしれません。

営業マンが提案してくれる例
  • 会社としては決算月に完成させたい
  • 引渡し月が重なっていて工期的に厳しい(翌月へ変更して欲しい)

会社の都合で変更したケースもあり

しかし、この内容はお客さんに関係がない話のため、営業マンからの提案はあまりないです…

そのため、こちらの方から話をすることで値引きをしてくれる可能性は広がります。

工期を縛る(変える)ことで値引きはあるのでしょうか?と確認してみましょう。

『着工を7月にしていただけるのであれば10万円追加でお値引きします』

といった値引きがあるかもしれません。

少しでも金額を下げるためにはかなり有効な交渉手段です。

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値引きをする事でのデメリットってあるの?

値引き交渉は必ず行った方が良いとお伝えしましたが、もちろん値引き交渉をするとデメリットも存在します。

デメリットについても解説していきます。

値引きをすることのデメリット

営業担当者との関係性が悪くなる可能性がある

無茶な値引きを要望すると営業マンは面倒なお客様だと判断してしまう場合もあります。

そうなると、契約後の打ち合わせに力を入れてくれなくなったりする可能性があります。

引き渡し後は一切顔を見せてくれない…結果的にアフターメンテナンスも悪いに繋がるかも…

値引き交渉はお互いが納得した上で成立するようにしましょう。

会社側から断られる可能性がある

無茶な値引きを依頼した場合、そこまで値引き要望されているなら契約しなくて良いと判断される場合があります。

上司からそう言われてしまえば、断ることしか出来ません。

1度この流れになってしまうと、契約したとしても営業との関係性も悪くなる可能性があります。

打ち合わせが楽しいものではなくなってしまい、結果として失敗に繋がるケースもあります。

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まとめ:注文住宅の値引き交渉・値引きのデメリット

注文住宅はどうしても予算がオーバーしがちなので、値引きを依頼することは非常に大事です。

しかし値引き交渉はただ安くして欲しいだけで中々安くなりません。

値引き交渉のコツ
  • 相見積もりを取り比較・競争させる
  • 営業マンを味方に付ける
  • 会社にメリットがある話をする
  • タイミング(契約前が一番)を確認する

人生に一度の大きな買い物と言われる住宅を最大限お得に契約出来るよう頑張りましょう。

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