何社か相見積もりを取り、多くの会社を比較する事は家づくりにおいて大事なポイントです。
しかし、相見積もりを取ったがゆえに決定した会社以外はお断りを入れないといけません。
工務店側も仕事とはいえ、家の設計などあなたの事を考えてしてくれた方であればあるほど
断りにくいですよね。
断るときの礼儀やマナーはもちろんですが、諦める断り方をすることも大事です。
本記事は絶対に諦めてもらう断り方について解説していきます。
工務店へ断る時のコツってある?
相手もビジネスなので、断られることは大いにあります。
しかし恋愛と同じように、声をかけておいて断るのは誰しも気が引けるものです。
断るときのコツを何点かお伝えしていきます。
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正直に理由を話す
断りを入れる際に、ウソの理由はどこかで辻褄が合わなくなってきます。
- デザインが好みではない
本当の理由はデザインだけどお金を理由に断ったと仮定すると…
営業マンから費用について安くします!!などで予算がクリアしてしまうケースも。
適当なうそをついても、その後の質問されて上手くかわせなかった場合
じゃあ…もう一度検討して下さい!と言われ断りにくくなるケースもあります。
辻褄が合うように正直に話をする事が一番良いです。
他社と契約済であることを伝える
正直に話としても、営業マンが気に入らない理由は中々正直には言えない…って場合があります。
人と人である以上、合う・合わないは必ずあります。
そんな時に流石にあなたが気に入らないとは言いにくいです。
そんな時の魔法の言葉を紹介します。
- 他社と既に契約書を交わして、手付金を払った
- 契約した工務店の建物・工法が良かった
これが一番諦めがつく言葉になります。
未だ、請負契約をしていなくても、契約をしたと伝えるだけで諦める営業マンが大多数です。
稀に手付金の金額を値引きするのでうちで契約して欲しいと諦めない営業マンもいます…
- 契約した工務店の方がデザイン性に優れている
- 設備関連の仕様が良い
- 工法が気に入っている
この会社でなければダメ!といった理由を言う事が大事です。
断る会社の営業マンに感謝している場合は感謝の気持ちを伝える
付き合いが長かった方からの断わりは正直辛いですよね。
ただ、感謝している事がわかれば気持ちとしては営業マンとしては救われます。
仕事として断られることも慣れてはいますが、
断られ方で切り替えの気持ちも変わってきます。
- 感謝の気持ちだけでなく、もっとこうしたら良かったかも…とのアドバイスを添える
特に営業マンが若い人であれば受注に繋がらなくても、成長にはつながります。
工務店へ断る時の注意点は?
お断りを入れる時の注意点について解説していきます。
放置だけは絶対にしない
断る事が苦手だからといって…放置して自然消滅を行う事は絶対にやめましょう。
勿論、連絡がない時点で営業マンは見込みがない事は分かっています。
しかし、営業マンが会社に報告することを考えると…営業マンは会社に報告出来ません。
放置してフェードアウトする事は絶対にダメ!
断る時はハッキリと断る
ハッキリ断ることは非常に大事です。
工務店の営業マンに気を遣って、回りくどく理由を伝えていると
まだ頑張れはいけるのでは?とかえって勘違いさせてしまうケースもあります。
そのため、礼儀を忘れずにはっきりと断るべきです。
- お互いに時間が無駄にならない
- お互いが嫌な気持ちになる
工務店側は断られる経験は何度もあります。
そのため、そこまでダメージは大きくありません。(勿論受注したいですが)
しかし、最後までズルズル行くとせっかくここまでしたのに…といった気持ちが強くなってしまいます。
はっきり断る事が時間を有意義に使うことが出来ます。
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更なる値引きをされても契約しない旨を伝える
コストを理由として断りの連絡を入れた場合、
さらに値引きをして再交渉してくる工務店も中にはいます。
値引き前に言われるのであれば納得出来ますが、値引き後の値引きを言われると…
信用出来ない話です…(勿論コストが下がる事は嬉しいですが…)
- 更なる値引きの場合は、追加工事で調整される可能性もあり
- 断る理由がコストである事を言わない方が無難
営業マンが気に入らない場合は理由を変える!
比較して見て、どうしてもだめだった…というったパターンもあります。
- 他社の営業マンの方が良かった良かった
- 提案の内容が他の会社の方が良かった
こういったケースはよくある話
しかし、これを理由にお断りすると…上司が担当を変わって再交渉されることもあります。
会社として断られていない・営業マンが悪い
担当を替えれば契約できるかも…と勘違いをされるケースもある
理由としては、建物や工法を理由として断る方が無難です。
設計費用や調査費用を請求される場合は金額根拠と協議を
断りの連絡を入れると、これまでの費用を請求されるケースも稀にあります。
基本的に契約を行うまでは無料です。これもハッキリと断ってもOKです。
ただし、事前に費用が掛かる事も承諾していた場合は除きます。
仮に、地盤調査などの調査費用が掛かっていると言われた場合でも
事前にお金が掛かるとの説明があるべきです。
頼んでもいない事を請求されても、それはあなたに非がありませんのではっきりと断りましょう。
工務店へ断る時はどんな方法で断る?
断るときってどんな方法で断ればいいの?って思っちゃいますよね。
断る時のパターンについて解説していきます。
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対面で会って断る
会って直接お断りを入れる事が一番気持ちよく、他社へ行ける方法です。
お断りを言いにくい…と思いますが
見積りや図面などを作ってくれた感謝の気持ちも一緒に伝えた方が、自分にとっても気持ちがいいはずです。
特に対面で断った場合の方が、今後も引き下がる事もありません。
手土産は渡した方がいい?
必ずしも必要ではありません。しかし…
手土産まで準備する=必ず断る意思が伝わる
最初は受け取れないと言われると思いますが…強引に渡す事で諦めも付きます。
普通はLINEやメール・電話でお断りが多くなっている中
直接会って、手土産まで…となると
営業マンとしては悔しい気持ちがある反面、惜しいところまで行った事も分かります。
しっかりと悩んだ結果、お断りされたと分かった方が営業マンとしては嬉しいですよね。
1,000円~2,000円程度でOK
電話で断る
実は…一番電話が断りにくい方法です。
- 電話では話が中々終わりにくい(やり取りが長くなる)
- お互い時間の都合が合う時でないとダメ
個人的には電話でお断りを行うよりもメールでお断りをした方が一番スッパリ切れます。
しかし、土地探しを一生懸命してもらった・最後の2社で迷った工務店…などで
やはり一言…でも会って断る勇気もない…
そんな方は電話でお断りをする方法でもOKです。
電話でお断りを行う場合はのコツを参考にして下さい。
- 声のトーンを落として申し訳ない気持ちを伝える
- それでいてはっきり他社に決めた(契約した)ことを伝える
ただし、相手も諦めたくなく最後に会いたいと思い切り札の事をを言ってくる場合もあります。
他社に見積り金額・図面を見られるとマズいので訪問させてください
これは本当に他社に見積などが渡るとまずいわけではなく、
会ってなんとか逆転できないか交渉したい、という意図です。
(スマホでなんでも撮れてしまいますからね)
図面・見積りは郵送で送りますと伝える
粘り強い営業マンだと電話は少し面倒なことになる可能性もあります。
メール・LINEで断る
最近は連絡をとる方法としてメールやラインでのやり取りをするケースも増えてきています。
相手と面する事もなく電話のように話をする事もないので気軽さもあります。
そんな手軽にお断りをしていいの?と思うかもしれませんが、
実はメールやラインが一番良い断り方法かもしれません。
- 電話や対面で会った時に、はっきりと断る事が出来ない場合はずっと続いてしまう可能性がある
- 営業マンとしてはひっくり返すチャンスがない(引き止められない)
しかし、メールやラインでお断りする時にも注意しなければならない事もあります。
- 期待をさせないためにも他社に決まった時点ですぐにお断りを入れる
- 契約の意思がない事をはっきりと伝える
- 今までのお礼と他社に決めた理由などを添える
あたなだけのために時間を使った相手に対して、敬意を示した方が自分も気持ちが良いですよね。
さすがにメールやラインじゃ…と思っている人は対面や電話でのお断りでもOKです。
まとめ:工務店への断り方
まだ形にもなっていない自分達の家にために動いてくれた営業マンに断りを入れるのは
悪いなって気持ちが働いて辛く思ってしまいますが…
工務店側も相見積を取られる事は一般的なため、断られることも慣れています。
自分達が思っている以上に工務店側(営業マン)は気にしていません。
人としての礼儀と感謝と共に、お断りすれば円満にお断りが出来ます。
- 放置せず、ハッキリと理由と共に断る
- 営業マンが会社に報告できるよう理由を明確に伝える
- 相手も仕事とはいえ人間!礼儀・感謝と共に勇気をもって断りを伝えることが大事
この内容で工務店へお断りをすれば、スムーズにお断りが出来ます。
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