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2022年人気の間取りはコレ!新築の間取りで後悔しないためには?

人気の間取りには、人気になる理由があります。

だからこそ、人気の間取りは押さえておきたい!間取りで失敗したくない!

そう思っている人は非常に多いです。あなたもそうではありませんか?

しかし、人気の間取りがどういった間取りなのか分からない…と感じている人も多いはずです。

そこで、本記事では、今の人気・流行りの間取りを専門家の立場から解説していきます。

本記事の具体的な内容
  • 間取りで失敗しない方法を解説
  • 今の人気・流行りの間取りを解説

外観や仕様(設備)にも流行りはありますし、間取りにも流行りはあります。

勿論、時代によって流行りや人気は変わっていきますが、今の人気の間取りと、後悔しないための計画テクニックをご紹介してくので最後まで確認して下さい。

目次

間取りで失敗しないためには?

「家は3回建てないと理想の形にならない」と良く言われますが、1回目でも失敗しないコツは存在します。

それは、質の良い情報収集を行って家族全員で共有すること。

人気のある間取りを知っておくことは家づくりで後悔しないための大切なテクニックです。

それでは、具体的な情報収集の方法をお伝えします。

理想の画像や図を集める(理由も書く)

家族それぞれが、SNSの写真・もしくはこのおしゃれ工務店の施工例を参考に

「こんな家に住みたい!」という理想の画像や間取り図をどんどん集めていきましょう。

施工例を参考にする場合はおしゃれ工務店のインスタグラムも参考にして下さい。

ある程度集めたら家族で話し合いを始めます、

夫婦・家族で話し合い
  • どうして好きなのか
  • どういうところが気に入ったのか

数を沢山あげていくことが大事

これをするだけで、自分達の好みの傾向が明確になってなります。

今後どんな判断基準で間取りを決定すべきか、方向性が見えてくる

好みでないも画像と理由も出す

設計者として、お施主様から提示されてとても良かったものがあります。

それは、「好みでないもの」の画像。

「好みと正反対」の画像ではなく、一見好きな画像に似ているけれど、自分達にとってはちょっと違う画像が大事

微妙なニュアンスが伝えにくい・伝わりにくいからです。

  • 開放的なリビングは、人によって感じ方は様々
  • ここまで開かれていると落ち着かないという人もいれば、問題ないと感じる人もいる

人が良いと言って自分が良いとは限らない

言葉に現しきれない微妙なニュアンスも、イメージ画像と短いコメントがあれば設計者に伝わりやすいです。

好みと生活スタイルから「希望」を洗い出す(優先順位をつける)

家づくりの大きな壁は大きく3つです。

家づくりの大きな壁
  • 敷地の形状や面積
  • 法律
  • 予算

間取りの作成には様々な条件が複雑に関わってきます。

この場所(土地)には向かない間取りがあったり、法律的に不可能なこと・そして予算が足りなくて出来ない…など。

そんなときも、希望に優先順位をつけておくことが大事です。

優先順位を決めておけば、自分達にとって理想の生活スタイルから
ブレずベストな選択がしやすい

必要な収納量を把握する

間取りを決める上で無視できないのが収納の存在です。

収納に必要なスペースは意外と多いです。

間取りが固まり始めてから追加すると、部屋として使える面積を圧迫してしまうので収納量を把握しましょう。

参考:収納スペースの面積
  • 3人家族で床面積の10%前後
  • 4~5人家族なら15%前後

※あくまでも一般例

最近は夫婦共働き・地方移住などの影響で
まとめ買い食材の収納スペースを追加で希望されるなど、家に必要な収納量は増加傾向にある

収納を上手に間取りに組み込んでいけるように家づくりの初期段階から伝えることが大事です。

よくある収納の希望・要望例

  • パントリー
  • 玄関土間収納
  • ウォークインクローゼット

2022年 人気の間取り11選

ここからは具体的に、2022年人気の間取りをご紹介します。

流行り・人気は多くの家族が気に入り、その良さを発信しているということ

先人に学ばない手はありません。

早速見ていきましょう。

玄関:ウォークスルー+土間収納

ウォークスルーの玄関とは?

玄関を入ったら来客は通らない土間収納の空間に靴のまま進み、土間収納で靴を脱ぎホールへ上がる間取りのこと

来客からは見えない収納(シュークローク)の中で靴を脱ぐので

「いつも玄関が家族の靴でいっぱい」の状態を未然に防ぐことができます。

土間収納の中に収納
  • ベビーカー
  • 雨具
  • 外遊びの道具など

ひとまとめに収納出来る計画にすると掃除もしやすく玄関を清潔に保てる

さらに買い物帰りなどを想定して、キッチンやパントリーに直線的に入れる動線とすると

より便利な間取りとなるでしょう。

ウォークスルー+土間収納のある玄関とする場合の注意点

  • 玄関まわりには十分な広さを確保する

通路が狭い・収納が少ないなど通り抜けにくい状況では、数年後には誰も使わないデッドスペースとなってしまう

詳しくはこちらでも解説しています。

玄関:手洗コーナー

「帰ったらすぐに手洗い」は、今や最も重要な習慣となりました。

公園帰りやガーデニング後など、玄関に手洗いコーナーがあれば何かと活躍してくれます。

初めての来客でも使いやすいように
手洗いコーナーは目隠しせず、靴を脱いですぐに見つけられる場所に設けるのがおすすめ

玄関はお家の「顔」であり、空間の第一印象を左右します。

ちょっとしたオブジェを設けるような気持ちで、デザインや素材にこだわった手洗コーナーを計画するとおしゃれな空間へとなります。

洗面ボウルや鏡はデザインも豊富で、お気に入りを選ぶとテンションも上がる

詳しくはこちらで解説しています。

LDK:回遊動線を持つ対面式キッチン

回遊動線とは、行き止まりが無く歩き回れる動線のことを言います。

間取りを考える上でも、特に家事の行き来が多いキッチン周りを回遊動線としたプランが人気です。

キッチン回り回遊動線のメリット
  • 食材を取りに行く
  • 食事を配膳する
  • 食器を片づける

往復に近道になるため便利

また、アイランドやペニュンシュラタイプのキッチンなど、対面式キッチンと回遊動線との相性は抜群です。

家のメイン空間であるLDKにオープンなキッチンカウンターがあり、その先も行き止まりがなく空間がつながっている状況は、お部屋に大きな開放感やゆとりを感じさせてくれるからです。

回遊のおすすめ間取り

  • キッチンの先にパントリーや家事室を配置する

効率の良い家事動線を作ることができる

回遊動線についてこちらで詳しく解説しています。

LDK:パントリー

キッチンの近くにパントリーを設けた間取りでは収納力が格段に上がり、食事スペースをスッキリとした状態に保っておくことができます。

対面キッチン(特にアイランドキッチン)のデメリット

  • 調味料や食材の定位置が作りにくい
  • 生活感がそのまま出て、ごちゃごちゃと散らかった印象を与える

パントリーがあれば解決

キッチン用品やストック食材の収納できるパントリーは、対面式キッチンを計画するなら必須と考えても良いでしょう。

パントリー計画のポイント
  • 壁いっぱいに収納棚を設ける
  • 棚の高さを可動式にする
  • 収納棚の奥行は400mm程度がおすすめ

季節やライフスタイルの変化に柔軟に対応できて、家事の効率化にもつながるでしょう。

パントリーに関しては、こちらで詳しく解説しています。

LDK:吹抜×化粧梁×窓

「開放的なリビング」と聞いて、明るい吹抜空間を連想した方はとても多いのではないでしょうか。

吹抜によって「体感広さ」が広がり、限られたスペースでも実際より広く見えることは確かです。

吹抜による開放感を目いっぱい引き出すには、光や木の素材など自然界の要素を採り入れると良い

吹き抜けの開放感を出す例
  • 天井周りに木の化粧梁:吹抜上部の高い天井をさらにダイナミックに見せる
  • 窓は吹抜上部まで大きく設ける:太陽光が高い位置から降り注ぎ、通常のより倍以上の明るさが感じられる

吹き抜けに関してはこちらで詳しく解説しています。

リビング階段

リビング階段はおしゃれな家にしたいと思っている人にピッタリです。

特にスケルトン階段が非常に人気で、スケルトン階段があるだけでおしゃれなリビングになります。

スケルトン階段にする場合はアイアンの手すりをつけるとよりおしゃれになります

また、リビング階段にはメリットが多くあります。

リビング階段のメリット
  • リビングが開放的で広く見える
  • 家族とコミュニケーションが取りやすい
  • リビングがおしゃれになる
  • 間取り次第で家全体が明るくなる
  • 1階廊下が不要になる

リビング階段についてはこちらで詳しく解説しています。

1階:独立した書斎

これまで根強い人気のあった間取りとして、LDKの一部に設ける「書斎コーナー」がありました。

近年ではテレワークが多くなり、独立した書斎に対するニーズが急上昇している。

寝室などのリラックススペースに書斎を隣接させては、プライベートと仕事との気持ちの切り替えが難しくなります。

独立書斎のおすすめ間取り

  • 1Fに書斎を持ってくる

LDKを通らずに玄関を出られる配置とすると生活音も気にならず、息抜きに外の空気を吸いに行くのにも便利

書斎に関してこちらで詳しく解説しています。

1階:スタディーコーナー

「限りある家族の時間を有意義なものにしたい」という気運の高まりも相まって、1階LDKまわりのスタディーコーナーがとても人気のある間取りです。

キッチンに居ながら子供の勉強を見れらる環境

  • 子供が質問しやすい
  • 学習効果が上がる(と言われている)

スペースとしては親子や兄弟が並んで座れるよう、2~3席分のテーブル幅を確保したいところです。

スタディーコーナーの具体的な計画案
  • テーブルの寸法は、幅180cm、奥行50cm前後ほどが目安
  • 筆記具等の収納を確保
  • 照明は十分な明るさが得られるよう計画

LDK全体の照明を調光タイプにすると、学習や食事、リラックスタイムなど、シーン別に適した明るさを確保することができます。

スタディースペースについてはこちらで詳しく解説しています。

1階:ファミリークローゼット

特に注目を集めているのが、ファミリークローゼットです。

従来の住宅では、クローゼットの位置は2階の寝室の横にクローゼットがあることが多かった

皆さんは外出から帰ってきたとき、上着やカバンはどこに置きますか?

リビングのソファに掛けっぱなしというケースはありませんか?

1階のLDK~洗面室(脱衣室)までの動線上にクローゼットがあれば、そういった状況を作らないで済みます。

出勤・通学・家事動線を総合して考えると、1階に家族分まとめてクローゼットがあること理に適っている

ファミリークローゼットを採用した口コミ
  • リビングが散らかりにくくなった
  • 家事が楽になった

喜びの声が数年で急増している

この後ご紹介する家事室や洗面室(脱衣室)と併せて、快適な動線計画を立てて行きましょう。

ファミリークローゼットについてはこちらで詳しく解説しています。

家事室(ランドリールーム):洗面室(脱衣室)の近くに家事室

家事を楽にする間取りの条件として欠かせないのが、家事室(ユーティリティ)を設けることです。

そして、その位置も非常に大事です。

家事室の場所は重要

  • 洗濯→干す→畳む→しまうを意識した場所にする
  • 脱衣室→干すスペース→ファミリークローゼット

洗濯にまつわる一連の流れがひとつの空間で完結する間取りがおすすめ

家事の中でも重労働とされるのが洗濯は「洗濯→干す→畳む→しまう」を簡単にしたいですよね。

これらの動線が短い直線上に来るように配置しましょう。

更なる家事室のポイント
  • アイロン台
  • 部屋干しグッズ

洗濯に関連したアイテムが一通り使える空間とすると更に良い

ランドリールームについてはこちらで詳しく解説しています。

洗面所と脱衣所を分ける

洗面所と脱衣所を分ける間取りは人気が高いです。

子供が思春期になると、子供がストレスを感じてしまうかもしれません。

また、家族が多いとその分洗面所を使う頻度が高くなります。

頻度が高いと浴室と脱衣室・洗面や洗濯など全て同時に使われる可能性がゼロではありません。

洗面脱衣を分けた方がいいのか?を詳しく知りたい人はこちらを参考にして下さい。

2Fリビング

土地が狭くて光が1Fまで入りにくいなどの理由や、2Fからの景色を眺めて過ごしたい人には2Fリビングの間取りが人気です。

土地条件によっては、2Fリビングが合っていない可能性もあります。

2Fリビングは特にメリット・デメリットを確認しながら採用を検討することをおすすめします。

メリットデメリット
眺めがいいリット
住宅密集地でも日当たりが確保できる
プライバシーが守られる
階段の上り下りが負担になる
夏は熱がこもりやすく暑くなりやすい(断熱に力を入れる)
大型家電や家具の搬入が大変
2Fリビング メリットデメリット

もっと詳しく知りたい人はこちらの記事を参考にして下さい。

まとめ:2022年人気の間取り12選

間取り計画のコツや人気の間取りについてお話ししました。

家づくりで大事な事は【家族と一緒に間取りも育てる】ということ。

家族を取り巻く環境は、年月と共に変わっていきます。

そのため間取りについても家族と一緒に育てるイメージで、

「将来は間仕切を立てて2部屋に分けよう」「この部屋はゲストルームと兼用にしよう」など

ある変化させる前提で考えることが、家づくりの成功の秘訣です。

「今」と「未来」の理想のライフスタイルに想いを馳せながら、家族みんなで家づくりを楽しんでください。

家づくりの流れについてはこちらで解説しています。

最後まで読んで頂き有難う御座います。

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