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パントリーのおすすめ間取り3選!メリット・デメリットと成功のポイントも一緒に解説

パントリーは最近建てられた新築のほとんどに採用されています。

ほとんどの人は採用して良かったと感じていますが、中には失敗した…と後悔している人もいます。

また、パントリーに関して

パントリーって…
  • 本当に必要なの?
  • どの場所にあったらいいんだろう…
  • デメリットって何?

こういった悩みを持っている人も多いです。

本記事では、パントリーのある間取りのメリット・デメリットを詳しく解説していきます。

パントリーで失敗したくない人は最後まで確認して下さい。

目次

パントリーのメリットは何?

パントリーとは、食材や日用品のストックができる収納部屋・スペースのことを言います。

キッチンの近くに配置することで便利に使うことができる、人気の間取りです。

パントリーのメリットとは?

パントリーの具体的なメリットを挙げていきます。

これらに魅力を感じたら、積極的に検討することをおすすめします。

食材や日用品を沢山収納できる

常温保存のできる食材や掃除用具などの日用品など、キッチンまわりで使うあらゆるものを収納できます。

災害時の備えや、なかなか買い物に行けない場合など、まとまった量の食材や日用品がストックできるメリットは魅力的です。

実際に共働き家庭や郊外にある家では、パントリーは必須という方がほとんどです。

ストック食品の管理がしやすい

食品をストックする場合、その種類を数えるとかなりの数になるはずです。

例えば…
  • スパイスなどの調味料
  • お茶やスポーツドリンクなどの飲料
  • 毎日食べるお米やパン
  • その他 常温保存できる食材
  • 非常時にも使えるレトルト食品 など

パントリーでストック食品を管理すれば、これらを種類や賞味期限などに分類して保管できます。

何をどこにしまったかわからず気付けば賞味期限切れ…という事態を防ぐことができるのです。

見せたくないものを隠せる

キッチンの収納棚に収納しきれない食品や日用品を、仕方なく空きスペースに置いていませんか?

毎日の生活では気にならなくても、来客には散らかったキッチンに見えてしまいます。

また炊飯器や電子レンジなど、デザインが家のインテリアと合わない家電もあるかもしれません。

これらをまとめて収納できるパントリーがあれば、キッチンがスッキリとしてデザインもスッキリします。

パントリーのデメリットは何?

とても便利なパントリーですが、デメリットもあります。

自分達の家に取り入れる際の参考に、事前にこれらをチェックしておきましょう。

パントリーのデメリットとは?

ある程度の広さが必要

パントリーもひとつの部屋です。

壁や扉で完全に仕切られていなかったとしても、まとまった面積が必要になります。

家全体の面積に余裕がない場合、無理にパントリーを設けると他の空間がとても狭く感じるかもしれません。

パントリーを作ることで、一番広く確保したい隣のLDKが狭くなるリスクもあるのです。

建設コストが上がる

パントリーの1部屋が増えることで、自然とその分の建設コストもアップします。

壁や扉だけでなく、造り付けの棚や家電用の電気配線のコストもかかってくるでしょう。

家全体の建設費からすると大きな金額ではありませんが、コストカットを考える場合には無視できません。

間取りに制約ができる

パントリーは家事動線をスムーズにしますが、条件によってはパントリーに動線が縛られることにもなります。

キッチンや勝手口などパントリーとセットで考えたい空間を配置すると、出来る間取りが限られてきます。

間取りの中で譲れない配置の希望がある場合は、設計の初期段階から担当者に相談しましょう。

パントリーを計画する上での注意点は何?

具体的にパントリーを計画する上で、注意しておきたい点をご紹介します。

悔いのない間取りづくりのために、これだけは押さえてほしいと思います。

パントリーを計画する上での注意点は?

本当に必要か考える

ライフスタイルや立地条件によっては、パントリーは必要ないかもしれません。

こまめに買い物に行ける場合や近くにスーパーがある場合、キッチンの収納で十分ではないでしょうか。

その分、ダイニングやリビングの空間を広くした方が良い場合もあります。

パントリーは自分達にとって本当に必要か、一度立ち止まって考えてみましょう。

収納したいものをピックアップする

パントリーとして確保したい面積は、買い物の頻度や家族の人数などによって異なります。

まずは収納したいものを一通りピックアップして、パントリーに必要な面積を設計者に出してもらいましょう。

この時、ストック用の冷凍庫など新たに購入予定の家電も忘れずに挙げるようにします。

家全体の広さとのバランスを見る

家全体の面積に対してパントリーが広く感じる間取りでは、他の空間が窮屈に感じてしまいます。

まずは家のメインとなる部屋の広さを確保して、全体のバランスを見ながらパントリーの広さを検討します。

パントリーを成功するためのポイントは?

使いにくいパントリーを計画すると、ムダなスペースができるなど中途半端な間取りになってしまいます。

パントリー成功のポイントを紹介しますので、ぜひ全ての項目をチェックしてください。

パントリーを成功するためのポイントは?

スムーズな動線を考える

家事動線をスムーズにすることも、パントリーを作る大きな目的のひとつです。

買い物から帰ってきてからパントリーまで、そしてキッチンとの行き来などの流れを一通り想定しましょう。

車移動の場合は、駐車場から雨に濡れずにパントリーへ入れる動線も作れるのが理想です。

必要な広さや奥行を確保する

パントリーは必要なものを適切に収納できれば良いので、広すぎても狭すぎても使いにくくなります。

空間の広さの目安は、間口(幅)180cm/奥行90cm程度が一般的です。

食材を業務用並みにストックしたい場合や大家族の場合には、別途設計者に相談しましょう。

棚の奥行は40cmを標準として、造り付けの棚にする場合は高さが変えられる可動式とすると良いでしょう。

奥行が深すぎると収納物が見えにくくなるので、空間に余裕があっても45cmあれば十分です。

奥行30cmと45cmの2種類の棚を作っておくと、収納物の分類もしやすく便利です。

「見せる」パントリーも検討する

パントリーに「隠す」収納方法にこだわり過ぎると、間取りが極端に窮屈になることがあります。

その場合には、あえて「見せる」収納をご提案することもあります。

パントリーの一部に室内窓を設けてスパイス類やお酒、輸入食品などを飾れば、インテリアの一部になります。

パントリーのおすすめ間取り3選

パントリーのある間取りで人気の高いものを3つご紹介します。

使いやすくおすすめの間取りなので、迷ったらぜひ参考にしてください。

玄関→ウォークスルー土間→パントリー・キッチン

買い物袋を持って玄関から入り、ウォークスルーの土間で靴を脱いで

パントリーに直行できる間取りです。

土間でしっかり靴をしまってから家に入れるので、子連れで買い物をする方には特におすすめです。

車や自転車で買い物をする場合には、駐車場や駐輪場から玄関への動線も考慮しましょう。

勝手口→パントリー・キッチン

勝手口を開けてすぐにパントリーがある間取りです。

買い物から帰ったらまずは勝手口から食材などを置き、改めて玄関から家の中に入る間取りです。

駐車場と勝手口を近づけることで雨の日でも楽に買い物が持ち帰れるため、車利用の人にとても便利です。

玄関の近くに駐車場が設けられない場合に、検討してみると良いでしょう。

キッチン・パントリー→家事室・洗面・浴室

キッチンとパントリーから、家事室や洗面・浴室とがつながった間取りです。

家事全般が同じ動線上で行えるので、とにかく時短で家事を済ませたい人に向いています。

パントリーと家事室は兼用することもできるので、広さに余裕のない場合にも検討してみてください。

まとめ:パントリーのメリット・デメリット 成功のポイントを解説

パントリーとのメリット・デメリットや間取りを成功させるポイントをご紹介しました。

家全体の広さやライフスタイルを考えて、自分達に合った間取りを見つけ出してください。

スッキリした空間で過ごせて家事も楽になる、万能なパントリーを作っていただきたいと思います。

他にも、流行りの間取りについてはこちらで解説しています。

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