三矢建築

2024年5月22日

この家を建てた会社

横尾町の家

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敷地は古くからの生活道路が入り組んだ場所に位置し、敷地の南・北・東の三方に近隣住民の往来がある状況で、プライバシーを確保しながら採光や庭を設けることが課題でした。

リビングは天井を高くし、南面に高窓を連続して設けることで採光を確保しました。ベイツガ材を張った天井に自然光が拡散し、より奥行を感じられる空間としました。

庭は北側に設け、L字型の建物と板塀で囲う計画としました。広いタイルテラスはキッチンからも目が届きます。

キッチンの腰壁には、子供のおもちゃや生活用品をすぐしまえるよう、大容量の収納を造作しました。散らかりがちなリビングの生活感を減らすことができます。

内装はベースとなるクロスやキッチンの扉材をグレーとし、そこに床のオーク材や天井のベイツガ材を合わせました。また、外装は質感のあるグレーの塗り壁を採用し、アクセントとして一部レッドシダー張りとしました。

内装・外装ともに、グレーと木の色合いが印象的で、ナチュラルで上品な佇まいの住まいとなりました。